介護のためのホームエレベーター設置を検討するポイントです
ホームエレベーターとは、一戸建て住宅などの個人邸に設置するエレベーターのことをいいます。一般的には新築時にプランニングするケースが多く、改装やリフォームで後からホームエレベーターを設置するには大掛かりな工事と、工期もコストもかかるといわれています。しかし、最近では各メーカーがリフォーム用の比較的コンパクトなホームエレベーターを販売するようになりました。
ホームエレベーターは高齢化が進む近年では、特にニーズも高くなってきています。
高齢になった親と同居することにより介護を要するケースであったり、自身が高齢になった先々のことを想定して住宅の新築時、または改装時に設置を検討するという傾向にあります。
高齢になると足腰も弱くなり階段の上り下りが困難になったり、重い荷物の上げ下ろしが大変になってきます。また、階段や段差でつまずいて転倒したりケガをするなど危険防止の効果もホームエレベーターの利点だといえます。歩行困難者や車いす利用者、障がい者にも優しい、読みやすい操作パネルを備えたものや音声アナウンスのあるタイプ、背後を確認できる鏡が設置されたタイプ、扉の開閉を離れた場所からリモコン操作できるタイプなど安全性に優れた機能を備えたものもあります。
設置を検討する際に考えたいのは、利用目的です。日々の生活パターンや利用する人の状態などもイメージする必要があります。エレベーターの中に何人で乗るのか、車いすと介助者が同乗するのか、家族構成によってもさまざまなケースが考えられます。
また、コスト面でもエレベーター本体の価格が200万から400万円程度としても、それ以外に設置コストや改装リフォームであれば既存設備の解体工事などの付随費用が加算されます。また、設置後の維持費としてエレベーターの定期点検や停電時のためのバッテリー交換などの費用も加味する必要があります。各メーカーとしっかり相談のうえ、詳細な内容をあらかじめ確認しておくことが大切です。

